慶應義塾が日大藤沢に競り勝つ、横浜は5回コールドで27日決勝へ 秋季神奈川大会準決勝

決勝進出を決めた慶應義塾ナイン【写真:大利実】
決勝進出を決めた慶應義塾ナイン【写真:大利実】

準決勝で慶應は日大藤沢に1点差勝利、横浜は横浜創学館に5回コールド勝ち

 高校野球の秋季神奈川県大会は25日、サーティーフォー保土ヶ谷球場で準決勝2試合が行われ、慶應義塾が7-6で日大藤沢を破り、横浜が11-1の5回コールドで横浜創学館を下した。決勝戦へ駒を進めた両校は埼玉で行われる関東大会への切符を手にした。

 神奈川県屈指の実力校が顔を揃えたこの日は、試合開始前から球場の外に長蛇の列ができ、スタンドは多くの高校野球ファンで埋め尽くされた。第1試合は、3回に慶応義塾が5番・福井直睦(2年)の左中間スタンドへ飛び込む3ランで先制。5回にも6番・延末藍太(2年)の中越え二塁打で2点を追加。さらに8回にも2点を追加し、計7点をあげた。

 日大藤沢は6、7回に1点ずつ返し、8回には4番・田上優弥(2年)がレフトポール際へ飛び込む3ランを放ち7-5と迫る。9回裏には連打で1点差に迫り、さらに二死満塁とサヨナラのチャンスを迎えるも反撃はここまで。日大藤沢の猛追を振り切った慶應義塾が、白熱の接戦を制した。

 第2試合は、横浜が初回に3点を先制。その後も毎回得点を重ねた。投げては背番号「1」を背負う杉山遥希(2年)が5回1失点と創学館打線を抑え込み、5回コールド勝ちを収めた。

 5年ぶりの選抜大会出場を目指す慶應義塾と、2季連続の甲子園出場を狙う横浜による決勝戦は、9月27日に行われる。

(木村竜也 / Tatsuya Kimura)

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