「飛ばすだけが打撃ではない」 ジャイアンツジュニア監督が選手を選考する“ポイント”
喜び爆発はNG 本塁打を打った後の行動も選考のポイント
巨人で守護神を務めた西村監督は現役時代、粘り強く食らいつく打者が苦手だったという。セレクションでも投手目線で選手を評価することがあり「もし自分が投手だったら嫌だなと思う打者は、いい選手だなと感じます」と話す。
セレクションでは、プレー以外の様子も観察している。例えば、実戦で本塁打を打って喜びを爆発させる選手への印象はあまり良くない。西村監督は「本塁打が出てうれしい気持ちは分かります。ただ、ここで満足したら駄目だと思います。大会に入れば良い影響が出ると思いますが、セレクションでは心の中でとどめてほしいです」と語った。
西村監督が明かしたセレクション通過のポイントは、所属している少年野球チームでレギュラーをつかんだり、出場機会を増やしたりする方法にも通ずる。「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP2022」は12月27日から神宮球場などで開催される。
(Full-Count編集部)
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