音楽とリズム導入で体の動きに変化 “新感覚トレ”が切り開く野球の未来
初体験の主将「頭で分かっていてもできなかった動きがスムーズに」
「よく音楽を聴いていて、足でリズムを取ることがあります。それだけでもリズムトレーニングとしての効果をもたらします」
リズム感を養うために、渡辺さんはアップテンポの曲を勧める。難しく考えず、音楽を聴きながら体を動かすだけでも自然と体にリズムが刻まれていく。リズムトレーニングを初体験した主将の佐藤安純外野手は「頭で分かっていても、できなかった外野送球のステップがスムーズになりました」と1時間半のトレーニングに充実感をにじませた。
体と脳を同時に鍛えるリズムトレーニング。普段と違う角度からアプローチして体の使い方の選択肢を増やすと、課題や悩みを解決する糸口が見つかる可能性がある。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)
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