お買い得「Cランク」FA選手を待つ運命は…野手は8割近くが出番減、2年で戦力外の投手も
わずか2年在籍で1勝の井納、4年契約の福田は来季正念場
西武 脇谷亮太 内野手 →巨人
118試合 打率.294、3本塁打22打点→54試合 打率.157、1本塁打7打点
中日 高橋聡文 投手 →阪神
35登板 3勝3敗6ホールド、防御率3.51→54登板 3勝1敗20ホールド、防御率3.76
広島 木村昇吾 内野手 →テスト入団で西武
72試合 打率.269、0本塁打8打点→38試合 打率.221、0本塁打5打点
【2016年】
ソフトバンク 森福允彦 投手 →巨人
50登板 2勝1敗16ホールド、防御率2.00→30登板 1勝3敗6ホールド、防御率3.05
【2017年】
ソフトバンク 鶴岡慎也 捕手 →日本ハム
29試合 打率.321、3本塁打5打点→101試合 打率.243、2本塁打22打点
【2019年】
ソフトバンク 福田秀平 外野手→ロッテ
80試合 打率.259、9本塁打26打点→62試合 打率.216、5本塁打19打点
DeNA 井納翔一 投手→巨人
17登板 6勝7敗、防御率3.94→5試合 0勝1敗、防御率14.40
2019年のオフにソフトバンクからロッテへ移籍した福田は、右肩骨折などの故障も続き出場試合数を減らした。さらに翌2021年は4試合出場でわずか1安打、今季も20試合で打率.171に終わり、4年契約の最終年となる来季は勝負の年となる。
同じ2019年にDeNAから巨人へ移籍した井納も、移籍前年が17試合全て先発で6勝7敗だったのが、巨人では5試合に投げただけ。開幕ローテーション入りを果たしたものの4月には登録抹消された。今季は移籍後初勝利こそ挙げたが、7試合に投げただけで閉幕後には戦力外通告を受けた。
過去10年、移籍後に出場試合数を増やしたCランクFA野手はわずか2人。逆に減らしたのが7人にのぼる。今年の2人はどのような道を歩むことになるだろうか。
(Full-Count編集部)