スイングで体が開く“悪クセ”を直すには? カリスマ指導者が勧める「エンドラン」

多賀少年野球クラブ・辻正人監督【写真:編集部】
多賀少年野球クラブ・辻正人監督【写真:編集部】

多賀・少年野球クラブの辻正人監督が助言「バットに当たったら褒める」

 少年野球の“カリスマ指導者”と呼ばれる滋賀・多賀少年野球クラブの辻正人監督が、読者の質問に答える全4回の連載。第2回は、恐怖心から体を開いてスイングする選手への指導。少年野球の指導者や保護者が参加した10月のオンラインイベントで寄せられた悩みに対し、辻監督が解決策に挙げたのは「エンドラン」だった。

 辻監督が講師を務めたオンラインイベントには365人が参加し、予定された1時間の枠に収まりきらない質問や悩みが寄せられた。その中で、指導者のひとりから「球が怖くて左足を開いてバットを振ってしまう右打者がいるが、上手く修正する指導ができず自信を失っている」という相談があり、辻監督は丁寧に答えた。

「野球経験が浅い頃に死球を受けたり、バットを握る手に球が当たったり、痛い思いをした選手の中には、体を開いてスイングするケースがあります。その時はエンドランの練習をして、バットに当たったら大げさに褒めるのが効果的です。最初は外角寄りの飛びつかないとバットに当てられないコースを練習すると、楽しみながら恐怖心が軽減されていきます」

 ポイントは、“安打を放つこと”から“球にバットを当てること”へ目的を変えるところにある。高さやコースは関係なく、どんな球でも打ちにいく。右打者であれば左足を開いてスイングすると外角のボール球にはバットが当たらないため、自然と真っすぐ左足を踏み込むようになっていく。辻監督は「体を開くな」という指導は逆効果と指摘する。

「打撃のゴールは投球をバットに当てて安打を打つことなので、体を開くなという指導は目的から外れています。体を開くことを選手に意識させない方がいいです。投球を怖がるなという言葉も逆効果になります」

初心者にも勧めるエンドラン 全てスイング→ストライクゾーンのみ2段階

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