まもなく完成、壮大なハム新球場 「ファンの表情もはっきり」“臨場感”に圧倒
ブルペンは外で周囲に客席…“投手推し”のファンも楽しめる
ここで発表です。エスコンフィールドで最初に“プレー”したのは谷口雄也だったのです。各種点検のため、実は選手より一足先にフィールドを体感してきました。打って走って守って投げる……。“仕事”を忘れて、久しぶりに野球場を駆け回りました。「野球選手でよかった」と思うと同時に「ここでプレーできる選手は羨ましいな!」とも思いました。
観戦しているファンの方との近さをこれまでにもお伝えしてきましたが、実際にグラウンドに立ってみると改めて実感しました。これならファンの方の表情もはっきり見える。当たり前ですね。選手のタオルを掲げる、グッズを使って応援することがより近くでできると思うと、みんなやる気になるでしょう。
そして“投手推し”のファンに朗報です。数多くの野球場では、ブルペンが見えませんよね。登板時しか見られない……投げない日は姿を見ることもできずに帰ると思うと……。お察しします。しかし、エスコンフィールドならどうでしょう? ブルペンが外にあり、周りにも客席が。付近のシートに座れば、試合開始から登板までを逃さず堪能できます。プロ野球選手がどのような準備をして試合に向かうのか。子どもたちはそんな勉強もできるのです。
360度、どこからも“リアル”な野球を観ることができ、楽しめる。天然芝が入ったことにより、より野球場っぽさが増しました。現在の進捗率は95%。エスコンフィールドは内装工事が終わるといよいよ完成です。選手たちの躍動を想像すると、開業が本当に待ち遠しい。