2度の首位打者にかつての新人王も…不遇の1年? 来季に燃える“まだやれる”実力者たち
広島・田中広は今季41試合出場止まり、阪神秋山はウエスタン最多勝
巨人は石川慎吾外野手か。今季も代打など途中出場が目立ったが、打率.276とまずまずの勝負強さを発揮。しかし、出場試合数は昨季の26試合から22試合に減少した。スタンドに放り込む長打力が持ち味だが、2年連続ノーアーチ。移籍1年目の2017年に記録した99試合出場、5本塁打を超える活躍を見せたいところ。
広島の田中広輔内野手は今季プロ入り後最少41試合出場にとどまった。2016年から主に「1番・遊撃手」として全試合出場してリーグ3連覇に貢献。来季が34歳。まだまだ衰える選手ではない。リーグ連覇したヤクルトでは西浦直亨内野手に期待したい。
阪神で再ブレークが期待されるのは高山俊外野手か。2015年ドラフト1位で新人だった2016年に球団新人記録の136安打を放ち、打率.275を記録。新人王に選出されたが、翌2017年以降は1年目を上回る活躍ができてない。秋山拓巳投手は9勝でウエスタン・リーグの最多勝を受賞。しかし昨季まで1軍で2年連続で2桁勝利を挙げた実力者だ。このオフに岡田彰布新監督が就任。心機一転、チャンスを掴みたい。
(Full-Count編集部)