高校・大学での成長促進…小学校低学年向けトレーニング 体幹や太もも裏の強化が重要

太腿強化は走力アップ 投球や打撃にも効果

 もう1つのメニューは「ヒップリフトマーチ」。仰向けになって両膝を90度に曲げる。その格好からお尻とつま先を上げる。そして、かかとで歩くように両膝を伸ばしながら4歩刻み、元の格好に戻る。主に太腿裏を強化するメニューで、お尻や骨盤の位置を動かさないように気を付ける。

 太腿裏を鍛えると足が速くなる効果が期待できる。また、投球でも打撃でも軸足に体重をためる役割を担う太腿裏は重要な部位。より多くの力をためることで、球速は上がり、打球は遠くに飛ぶ。

 林さんは小学生世代のエクササイズを高校や大学で技術を伸ばす準備と位置付けている。目に見えた変化がすぐに表れるものではないが「小学生は体の操作性や可動域を高めることをメインテーマにして、少しずつ筋力をつけていくのが良いと思います」と継続の大切さを強調する。

【実際の動画】体幹と太もも裏を強化するには? 小学校低学年向けの2つのトレーニング

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