大学生になるまで出来なかった「逆上がり」 楽天右腕も後悔…小学生に勧める“遊び”

母校・報徳学園の野球教室に参加した楽天・西垣雅矢【写真:橋本健吾】
母校・報徳学園の野球教室に参加した楽天・西垣雅矢【写真:橋本健吾】

楽天・西垣雅矢投手が推奨するボールを使わないトレーニング方法

 冬のトレーニングではボールやバットを使わない練習で体力アップを狙うチームも多い。昨年12月に母校・報徳学園で行われた野球教室で、子どもたちに指導した楽天・西垣雅矢投手は「ボールを使わない練習法はたくさんある。幼い時にもっとやっておけばよかった」と、小学生のうちから簡単にできる練習法を紹介した。

 野球選手とっては11月~2月にかけての冬のトレーニングは、ライバルとの差を広げる重要な期間になってくる。投手なら投げ込みや走り込み、打者なら打ち込みなどを行い、自らのポテンシャルを高めていく。実戦的な練習も大事だが、この時期だからこそ、やっておきたいことがあるという。

 高校時代はエースとして甲子園ベスト4、早大でも1年春からリーグ戦に登板した右腕でも“後悔”はある。

「僕は投手のことしか分かりませんが、まずは自分の体を知ることが大事だと感じています。体を操作して投球していくには“動きのセンサー”を養っていく必要がある。小学生の時にできることはいっぱいありますね。自分も、もっとやっておけば良かったと思います」

「センサーを磨くには小学生にやっていた“遊び”から得られる」

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