怪我で苦しんだ現役時代を「反面教師」に 大学で指揮…元鷹右腕の“大人”の指導
“大人”の大学生への指導は「やるか、やらないかは自己責任」
同大学の投手コーチを経て2021年に監督に就任。自身の現役時代を“反面教師”とし、学生たちには「怪我で苦労をしないことが大事」と伝え、野手なら準備の大切さ、投手にはフォームの重要性などを意識させている。
中高校生とは違い、精神面や肉体面でも“大人”である大学生への指導には「練習ではある程度の叱咤激励はしますが『やるか、やらないかは自己責任だよ』とは言っています」。明確な目標を掲げ、そこに向けて逆算していく思考も養ってほしいと考えている。
チームは京滋大学1部リーグで春、秋ともに最高成績が2位。「3、4年生のなかには面白い選手もいるので、今年は勝つ喜びを味わわせてあげたい」。監督3年目を迎える今季はリーグ優勝と神宮大会出場を目標に掲げ、突き進んでいく。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
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