火の国サラマンダーズが来季NPB2軍参加意向表明 新体制発表会で斬新ユニも披露

神田康範代表取締役社長兼GM【写真提供:火の国サラマンダーズ】
神田康範代表取締役社長兼GM【写真提供:火の国サラマンダーズ】

地域貢献活動100回を超え、さらなる充実と地域密着を目指す

 経営面では支出を減らして売り上げを伸ばし、累計で黒字化した。地元に根付き、早い成長スピードを見せている。熊本出身でもある神田代表は「県民の皆さん、県の企業の皆様が支えてくださり、さらにはその輪を広げていってくださっていることでチームは成り立っています」と感謝の思いを述べた。また、2024年からNPBが2軍を14球団に拡大する構想を持っている報道を受け、神田代表は「行けそうならば、挑戦したい」と手を挙げ、参入したい意向を明かした。

 野球教室や試合のイニング間に子どものファンをグラウンドに入れて、かけっこをするなど、地域貢献活動も100回を超えた。神田代表は野球のことは馬原監督に一任していることを前置きした上で、「選手たちには地元の子どもたちに夢を与えるようなプレーをやっていってほしいです」と地域とともに成長していくことを目指していく。

 体制発表会では公式ダンスユニットの「Sallys」(サリーズ)のメンバーも紹介。チームスローガンは「熱共(ねっきょう)」。『熱狂』の言葉から着想し、県民と「共」に「熱」く盛り上げていくという思いが込められた。ファースト、セカンド、サードユニホームも赤と黒を軸とした派手なデザインとなった。地元のメディアも多く駆けつけ、シーズンを前に早くも盛り上がりを見せていた。

【実際の写真】まるでクロアチア代表? 独立だから実現した火の国サラマンダーズの斬新なユニホームデザイン

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