「世界一楽しく」→根性野球に“改革”断行 少年野球のカリスマ・辻正人監督の新たな挑戦
練習時間は半日、ランニングメニューは増やさず持久力強化へ
昨夏のチームは、マクドナルド・トーナメントで連覇した時のチームよりも個々の能力は上だったという。だからこそ、辻監督は大会が開催される8月を見据えて、選手に怪我をさせない調整を進めていた。コンディションが万全であれば日本一になれる自信があった。
だが、結果は2回戦敗退。1回戦は勝利したものの、選手は本来の動きとは程遠かったという。辻監督は「試合前のウォーミングアップで選手は疲れていました。炎天下で1試合を戦い抜く持久力、連戦に耐える持久力が足りませんでした」と回想する。そして、こう続ける。
「最終回でも打者なら最速のスイングスピード、投手なら最速の球速を出せる力が必要になります。普段120キロのスイングスピードがある選手が最終回に100キロしか出なければ、スイングスピードが120キロの選手とは言えないんです」
