大谷翔平が「全然違う」 杉谷拳士氏に見えた2つの“進化”「ドームに穴が空くんじゃ」
侍ジャパンを密着取材、2月からの総移動距離は地球一周分の約4万キロ
元日本ハム内野手の杉谷拳士氏は、野球日本代表「侍ジャパン」を密着取材している。2月初旬から日米球団のキャンプ地を訪問。総移動距離は地球一周分に相当する約4万キロと超過密スケジュールをこなした。2日に合流した元チームメートの大谷翔平投手(エンゼルス)から新たな進化を感じ取ったようだ。
大谷とは日本ハムに所属していた2013年から5年間チームメートだった。4日のバンテリンドーム、6日の京セラドームと生で見たフリー打撃。2017年以来6年ぶりだったが、明らかな違いを感じられたという。
「音が全然違うなと思って見ていました。ファイターズ時代から打撃練習もすごいなと思ってましたけど、あの打球スピードや角度は見たことがなかったです。全然違います」
大谷は打球速度と角度を組み合わせた長打になりやすい範囲「バレルゾーン」を意識。2021年にリーグ3位の46本塁打を放ってMVPを受賞。昨季も34本塁打とメジャーを代表するスラッガーとなったが、飛距離でも群をぬく存在だ。