エ軍オーナーが明かす大谷翔平との“交渉方針” 残留したいのか「本人が答えを」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2019年、トラウトと12年契約を結ぶ前に「多くの時間を費やした」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスのアート・モレノオーナーが、地元レポーター3人の取材に応じた。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者によれば、3年ぶりに設定されたインタビューだという。大谷の契約延長についてや、財政状況について明かした。

 地元紙オレンジカウンティ・レジスターのエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者が「オオタニの契約に関する話し合いは今のところ行われていない」との見出しで報じたところによると、モレノ氏は「トラウトが大型契約を結ぶ前にしたように『ここにいたいのか本人が答えを見つける必要がある』と言及した」という。

 2019年にマイク・トラウトが4億2600万ドル(約561億6600万円)の12年契約を結ぶ前、モレノ氏は「(トラウトが)本当にエンゼルス残留を望んでいるか見極めるために、トラウトと多くの時間を費やした」。しかし大谷とはまだその段階にきておらず「(トラウト同様)オオタニも、ここにいたいと思わなければならない。私たちが(大谷の)代理人とオオタニ本人と話し合いを始めるとき、ここにいたいのか本人が答えを見つける必要がある」と語った。

 まだ契約延長に関する話はできていないが、必要であればぜいたく税の課税ラインを超える準備はできている。「私たちは本当に良い立場にあると思う。マイク(トラウト)とアンソニー・レンドンの(今後)4年間を除いて長期契約はないので、私たちは財政面では柔軟性を持てる立場にある」と自信を見せた。

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