大谷翔平の“神行動”は「驚いた」 敵軍選手が衝撃受けたスターの所作「ステキな人間」

レッドソックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:Getty Images】
レッドソックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:Getty Images】

Rソックス・アローヨは大谷からズボンについた土を手で払われた「一番ステキな人間だよ」

 エンゼルス・大谷翔平投手の魅力は投打の実力だけではない。14日(日本時間15日)の敵地・レッドソックス戦では5回に二塁へ滑り込んだ際に、クリスチャン・アローヨ内野手のユニホームにかけてしまった土を払い落とした。他人を気遣う振る舞いには敵軍選手も大感激。一夜明け、アローヨは「ショウヘイは生きている中で一番ステキな人間だよ。素晴らしい人物。スーパー・ナイスガイさ」と熱く語った。

 アローヨを感激させたのは、5回1死一塁だった。一塁走者・大谷はレンドンの打席でフルカウントからスタートを切った。勢いよく二塁へ滑り込むが、四球のために盗塁は記録されず。その際にベースカバーに入ったアローヨの足元に土がかかってしまった。プレー上のことなら致し方ないところだが、大谷はアローヨにかけてしまった土を手で払いのけたのだ。

「驚いたね。最初は何が起きたか分からなかった。ショウヘイは『Sorry,sorry』と僕のズボンをきれいにしていたんだ。『ショウヘイ、何をしているんだい?』と僕は言ったんだ。見ていて面白かった」

 大谷から受けた気遣い。アローヨは以前にもスターの所作を見せられた。2021年7月6日(同7日)。リアル二刀流で登板していた大谷に、自身の折れたバットを拾ってもらっていた。感心した様子で当時を振り返る。

「グラウンドに落ちていたのを彼が拾って戻しに来てくれた。とにかくいい人間だよね。それがショウヘイ・オオタニという人間なんだと思う。個人的に彼のことを詳しく知っているわけではないけど、ただただいい人間に思えるよね」

「ここ数年彼と対戦し、(対戦相手として)遠くからプレーを見てきたけど、そういう人間なんだと思う。(土を払いのけたことも)びっくりしたけど、ショウヘイという人間を知っていれば、そこまでびっくりはしないってことだね。本当にステキな人だから」

高校時代から大谷の存在を意識「対戦を覚えている。すごくいい選手になる印象を持った」

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