大谷翔平の6.98秒弾に敵軍“ドン引き” 中堅手は「一瞬とれると」「人生で一番高い打球」

中堅・ウィーマー「一瞬とれると思ったけどね」

 あらかじめ定位置後方を守っていた中堅・ウィーマーは、フェンス際まで素早く背走。打球との距離を測ってジャンプしようとしたが、最後は打球を見上げたまま見送った。試合後は呆れたように振り返った。

「今までの人生で一番高く上がった打球だったと思う。高く上がりすぎたと思うけど、馬鹿げた打球だったね。スペシャルなスイングだった。でも、一瞬とれると思ったけどね」

 大谷にとってはメジャー6年目で初のブルワーズ3連戦。ミルウォーキーの地も初めてだった。24歳のウィーマーは2020年ドラフト4巡目(全体121位)でブルワーズ入りして今季デビューしたばかり。新人外野手は少し笑みを浮かべて語った。

「オオタニは特別な選手だ。彼のような才能を持った選手はいないからね。今回、対戦できて良かったよ」

 敵軍を驚愕させた豪快アーチ。負けても爽快感を感じさせるのは大谷翔平だけかもしれない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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