減量は「打撃壊れる」 中田翔、球団最重量で目指すHR王…下半身負傷も「体重変えない」
4日に右太もも裏肉離れ、体重108キロも「体重を落としたことで打撃が壊れる方が怖い」
巨人の中田翔内野手が23日、球団最重量ボディーを“現状維持”する考えを明かした。24日にBCリーグ・武蔵との3軍戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰する予定で、1軍復帰が間近に迫ってきた。4日のヤクルト戦(東京ドーム)で負った右太もも裏の肉離れは体重が原因との見方もあるが、「体重は変えないね」ときっぱり。現在の体重108キロをキープし、タイトル争いに臨む。
巨人の練習を見渡せば、中田翔はすぐに見つけられる。日本人離れした肉体。公称の体重107キロは球団最重量だ。だが、下半身の負傷は重い体重が原因ではない。“重すぎ説”を一蹴した。
「(減量は)しないね。体重が重いのは怪我の原因としてあるのかもしれないけど、だからと言って体重は落とさない。体重を落としたことで打撃が壊れる方が怖いからね。言ってしまえば、怪我をすることより、打撃が壊れることの方が怖い」
今季は3度目の打点王に輝いた2020年のベスト体重110キロから5キロほど重い115キロで開幕。負傷した4日は「ちょっと痩せていたんじゃないかな。108キロぐらいだった」と体重が落ちた状態だったという。そして、外国人顔負けの肉体をキープする考えを明かした。