「四球を出すな」は禁句 161キロ右腕が勧める…ストライクを取るための“声掛け術”
腕を思い切り振る投手の球は「ボールでも振ってしまう傾向がある」
「ストライクには見逃しのほかに、空振り、ファウルと計3種類あります。打者は腕を思い切り振る投手の球はボールでも振ってしまう傾向があります。大切なのは腕を強く振ることです」
由規自身も四球を出したらいけない意識が強くなるほど、コントロールが定まらなくなるという。四球を避ける投球ではなく、失点しなければいいと考え方を変えることで結果的にストライクを取れる確率が上がると実体験から感じている。
指導者や保護者には「ストライクが入らない投手に『ストライクを入れろ』『四球は駄目』という声掛けは一番ダメです。『腕を振れ』と言った方が良いと思います」と勧めた。
ストライクを取るのは見逃しだけではない。心にゆとりが生まれれば、試合での制球力やストライク率は上がる。
(間淳 / Jun Aida)
少年野球指導の「今」を知りたい 指導者や保護者に役立つ情報は「First-Pitch」へ
球速を上げたい、打球を遠くに飛ばしたい……。「Full-Count」のきょうだいサイト「First-Pitch」では、野球少年・少女や指導者・保護者の皆さんが知りたい指導方法や、育成現場の“今”を伝えています。野球の楽しさを覚える入り口として、疑問解決への糸口として、役立つ情報を日々発信します。
■「First-Pitch」のURLはこちら
https://first-pitch.jp/