“小学生の甲子園”は新家スターズが初優勝　大阪勢13度目…昨年ベスト4の悔しさ晴らす

「マクドナルド・トーナメント」決勝戦で東京の不動パイレーツ下す

　小学生の日本一チームを決める「高円宮賜杯第43回全日本学童軟式野球大会　マクドナルド・トーナメント」は11日、東京・大田スタジアムで決勝戦が行われ、新家スターズ（大阪）が不動パイレーツ（東京第2）を6-2で破り初優勝を飾った。

　初回に先制を許した新家スターズだったが、その裏、2番・小松勇瑛内野手の中前適時打などですかさず逆転。4回には1番・宮本一希捕手の左翼線二塁打、3番・貴志奏斗内野手の左前打で3点を加えて突き放した。投げては先発の山本琥太郎投手から貴志、再び山本と継投して相手の反撃を2点に封じた。

　同じく初優勝、東京勢としての初頂点も目指した不動パイレーツだったが、4回に4番・阿部成真捕手が今大会3本目となる本塁打を右越えに放ったものの、その後の攻撃が続かなかった。

　昨年は、準決勝で中条ブルーインパルス（石川）に敗れた悔しさを晴らした新家スターズ。これで、大阪代表の同大会制覇は、全国最多を更新する13度目となった。

（Full-Count編集部）