中学硬式5団体の頂点は「ポニー佐賀ビクトリー」 フレッシュ代表との“同県対決”制す
「1stエイジェックカップ」決勝戦は聖地・甲子園で開催
中学硬式野球5団体の優勝チームが頂点を競う「1stエイジェックカップ 中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ」は29日、阪神甲子園球場で決勝戦が行われ、ポニーリーグ代表の「ポニー佐賀ビクトリー」が、フレッシュリーグ代表の「佐賀フィールドナイン」を4-2で破り、初代王者に輝いた。
ポニー佐賀ビクトリーは、4回1死二、三塁から4番・峰松紘大捕手が右翼線へ2点適時二塁打を放つなど、この回3点を先制。5回にも1点を追加し、終始試合を優位に進めて5団体の頂点に立った。
ポニー佐賀ビクトリーの古澤豊監督は、「日本一に関しては、選手たちへありがとうしかないです。これに満足せず、今日は素晴らしい甲子園という場所でプレーできたので、次は高校3年間のうちに少しでも(甲子園に)近付けるように頑張ってほしいですし、これからも努力は惜しまずにやってくれればいいかなと思います」と選手たちを称えた。
今大会は、中学硬式5団体の夏の日本選手権優勝チームが垣根を越えて一堂に会し、トーナメント戦で頂点を争った。決勝進出の2チームのほか、リトルシニアの「世田谷西リトルシニア」(東京)、ボーイズリーグの「明石ボーイズ」(兵庫)、ヤングリーグの「ヤングJKB」(広島)の各王者が参加した。前日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた3試合を含め、結果は下記の通り。
28日 第1試合
佐賀フィールドナイン 4ー3 ヤングJKB
28日 第2試合
ポニー佐賀ビクトリー 4ー1 世田谷西リトルシニア
28日 第3試合
佐賀フィールドナイン 5ー0 明石ボーイズ
29日 決勝戦
ポニー佐賀ビクトリー 4ー2 佐賀フィールドナイン
(Full-Count編集部)
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