広島が「カープジュニア」選考要項を発表　中国5県に“対象拡大”…球団OBが監督復帰

球団OBの天谷宗一郎氏が監督復帰…初の頂点を目指す

　広島は19日、12月26日～29日にベルーナドーム、神宮で開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2024 ～第20回記念大会～」に出場する、「広島東洋カープジュニア」選手選考の実施要項を発表した。今年から、中国地区5県を対象に選手を選抜しチームを編成する。

　広島ジュニアは、昨年まで広島県内の選手を募集対象としてきたが、今年からは中国地区5県（広島、山口、岡山、鳥取、島根）の軟式チームに所属する小学5、6年生が対象となる。8月3日に説明会・第1回選考会を「Balcom BMW 広島総合グランド」で実施。今月25日まで球団ホームページにて申し込みを受け付けている。

　広島ジュニアは過去19大会で優勝経験はなく、ベスト4入りが2度。現ヤクルトの田口麗斗投手（2007年出場）、石原勇輝投手（2013年出場）らを輩出している。昨年は2連敗で予選敗退。今年は球団OBの天谷宗一郎氏が2年ぶりに監督に復帰し、初の頂点を目指す。

（First-Pitch編集部）