1安打完封で監督賞予感も…衝撃の説教30分 予想外すぎたV9戦士の対応「えーっ」|球界群像 星野伸之#13
元オリックス・星野伸之氏【写真:山口真司】星野伸之氏はプロ8年目の1991年に自己最多の16勝をマーク
オリックスは1991年シーズンに本拠地を西宮球場からグリーンスタジアム神戸に移転した。チーム名も「ブレーブス」から「ブルーウェーブ」に変更。指揮官には巨人V9戦士の土井正三氏が就任した。土井オリックスは1993年まで3年続き、いずれも優勝争いに絡めずの3位だった。当時エース左腕だった星野伸之氏(野球評論家)には土井監督との思い出もいろいろある。好投後に呼ばれて「監督賞かと思ったら説教されたこともあった」など懐かしそうに話した。
星野氏は土井オリックス1年目の1991年にキャリアハイの16勝をマークした。最多勝は17勝の近鉄・野茂英雄投手。惜しくも1勝差でタイトル獲得はならなかったが、28登板、16勝10敗1セーブ、防御率3.53の成績でチームに貢献した。「野茂は中5日で投げていた。僕も中5日でずっと投げていれば17勝できたかなって、そんなことも考えましたけどね」。
土井監督に関しては「しゃべり好きでしたね。しかも、しゃべりがうまいんですよ。きっと講演とかも上手だったんだろうなと思いましたね」という。「いつだったか、福岡から小倉へのバス移動の時、僕が完投勝ちしてインタビューを受けて一番最後に乗ったら、土井さんに横に座れって言われて、最初野球の話から始まって、そこから自分の娘さんの話に変わって、ちょうど小倉に着く頃にまた野球の話に戻してまとめて終わるんですよ。ホント計算されたようにね」。
土井正三監督の「巨人では」に敏感だったオリ選手
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
球界群像〜星野伸之編〜
山本由伸が18歳で見せた片鱗 星野伸之氏が“震えた”行動「自分がうまくなることだけ」|球界群像 星野伸之#25
ダッシュが原因で引退決断「もう終わりかな」 阪神から慰留も固辞…ボロボロだった体|球界群像 星野伸之#24
阪神左腕に突然の異変「ぶっ倒れた」 偉業達成から2週間、夏にシーズン“終了”|球界群像 星野伸之#23
阪神移籍で感じた戸惑い メディアに苛立ち、溜まる“ストレス”「なんだこりゃ」|球界群像 星野伸之#22
契約交渉でフロントに抱いた疑念…“消えた”昇給の約束 苦渋のFA行使「出ろってことですか」|球界群像 星野伸之#21
イチローらと米キャンプ参加 「ボコボコ」にされたエース…変わらぬサイン「もうええわ」|球界群像 星野伸之#20
エースが名将に「頭にきた」 あと1死で勝利投手も…4点差で降板、納得いかず“面談直訴”|球界群像 星野伸之#19
選手が監督“突き飛ばし”の事件「まずいぞ」 Vで歓喜も…肝を冷やした瞬間|球界群像 星野伸之#18
ボールを挟んで走る激痛 登録抹消→病院でも治らず…176勝左腕が抱えていた“謎”|球界群像 星野伸之#17
自主トレに愕然「お前ら何やっているんだ、帰れ」 目を疑った衝撃の光景「なんだこりゃ」|球界群像 星野伸之#16