東海中央ボーイズが悲願の初V 序盤の猛攻で主導権…小学部も滋賀大津ボーイズが初戴冠

小学部12チーム、中学部48チームの頂点が決定
ボーイズリーグの夏の全国大会「エイジェックカップ 第56回日本少年野球選手権大会」は6、7日に、大阪シティ信用金庫スタジアムで小学生の部、中学生の部の決勝が行われ、小学部は滋賀大津ボーイズ、中学部は東海中央ボーイズ(愛知県中央)が共に初優勝を飾った。
全国5ブロックを代表する12チームが争った小学部は6日、滋賀大津と大阪柴島ボーイズの関西ブロック同士が決勝を戦った。滋賀大津は初回、河上太亮、北角凌玖の連続二塁打で先制すると、3回には中根大成、西澤勢多郎、澤田藍の3連打で3点を追加し序盤で主導権を握った。その裏2死から連打で4点を返されたものの、6回に河上、中根の二塁打でダメ押し。8-4で歓喜の初優勝を決めた。
48チームがトーナメント戦で争った中学部は、東海中央と松戸中央ボーイズ(千葉県)と、共に初の決勝進出、どちらが勝っても初優勝という顔合わせになった。東海中央は2回2死二塁の好機に、近藤駿磨がレフトオーバーの二塁打を放って先制。同点に追いつかれた直後の4回には、1死満塁から狩野蓮義の2点右前適時打、荻田凌我の2点中堅適時打などで一気に5得点。最後まで松戸中央の反撃を許さず、7回にも追加点を挙げて、7-1で初の頂点を掴んだ。
■小学生の部(6日の結果)
◎決勝
滋賀大津ボーイズ 213 002 8
大阪柴島ボーイズ 004 000 4
(滋)西澤、澤田、西澤―中根
(大)眞野、東、宮原―森
■中学生の部(6、7日の結果)
◎準々決勝
開星中学ボーイズ 0-2 県央宇都宮ボーイズ
松戸中央ボーイズ 8-1 紀州ボーイズ
岐阜青山ボーイズ 1-11 生駒ボーイズ
飯塚ボーイズ 0-7 東海中央ボーイズ
◎準決勝
県央宇都宮ボーイズ 8-10 松戸中央ボーイズ
生駒ボーイズ 3-4 東海中央ボーイズ
◎決勝
東海中央ボーイズ 010 500 1 7
松戸中央ボーイズ 001 000 0 1
(東)河村、水野、金崎、高山、金本、安藤―近藤
(松)野澤、安斎、常田、田中―成
(First-Pitch編集部)
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