松戸中央が2連覇 準決勝&決勝で劇的サヨナラ勝利…ボーイズ東日本選抜大会結果

東日本選抜大会で2連覇を果たした松戸中央ボーイズ【写真:日本少年野球連盟提供】
東日本選抜大会で2連覇を果たした松戸中央ボーイズ【写真:日本少年野球連盟提供】

準決勝は狭山西武、決勝は多摩川にサヨナラ勝ち

 ボーイズリーグ東日本ブロックの秋の王座決定戦「ゼット杯 第37回日本少年野球東日本選抜大会」で、松戸中央ボーイズ(千葉県支部)が2連覇を達成した。19日に福島県須賀川市の牡丹台球場で準決勝と決勝が行われ、松戸中央は準決勝で狭山西武ボーイズ(埼玉県西支部)、決勝では多摩川ボーイズ(東京西支部)にいずれもサヨナラ勝ちを収め、栄冠を手にした。

 松戸中央は狭山西武との準決勝で、初回に4本のタイムリーを浴びていきなり5点を失った。しかし、2回までに2点を返し、6回に犠飛で3点目。最終回の7回、満塁で青木誓志選手が走者一掃の二塁打を放ち、6-5で劇的勝利を飾った。

 準決勝の第2試合は多摩川ボーイズと東京城南ボーイズ(東京東支部)が対戦した。多摩川が1点リードの2回に関蓮太郎選手の適時二塁打、井端巧選手の適時三塁打などで一挙7点をあげるなど猛打爆発。10-1で5回コールド勝ちした。

 松戸中央と多摩川による決勝は、多摩川が初回に小池樹里選手の適時打などで3点を先制。しかし、松戸中央は2回に2点をあげ、5回に平川瑛太選手が3ランを放ち、逆転した。

 6回に2点を奪われて同点に追いつかれたものの、7回1死から平川が内野安打で出塁すると、4番・山下和希選手の打球が敵失を誘い二、三塁とした。坂本康太選手が四球を選び、その一投が暴投となり三走が生還。2戦連続サヨナラ勝利で優勝を飾った。

■試合結果
◎準決勝

狭山西武ボーイズ 500 000 0 5
松戸中央ボーイズ 110 001 3x 6

(狭)工藤、下久保、高橋-桂
(松)上西、大場、青木-鈴木
二塁打:工藤、平井、二田水(狭)、青木(松)

東京城南ボーイズ 000 10 1
多摩川ボーイズ  170 2X 10

(東)川本、海保、梶-細川
(多)渡邉、貝森-関
三塁打:増田、井端(多)
二塁打:細川、榎(東)、小林2、関(多摩川)

◎決勝

多摩川ボーイズ  300 002 0  5
松戸中央ボーイズ 020 030 1x 6

(多)小林、岡野、小山、関-増田
(松)大場、根本-鈴木
本塁打:平川(松)
二塁打:堀之内、増田(多)、鈴木(松)

〇最優秀選手
平川英汰(松戸中央ボーイズ)
〇敢闘選手
小林航(多摩川ボーイズ)

(First-Pitch編集部)

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