【全選手紹介】攻撃の注目は“東北のゴジラ” 3度目のV目指す楽天Jr.「1点を守り切る野球を」

7年ぶり3度目の優勝を目指す東北楽天ゴールデンイーグルスJr.
小学5、6年生によるジュニアチームNo.1決定戦「NPBジュニアトーナメントKONAMICUP2025」が26日から29日まで神宮球場と横浜スタジアムで開催される。21回目の今年は計16チームが出場、日本一の座をかけて戦う。パ・リーグインサイトではパ・リーグ6球団のジュニアチームを紹介する。東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアの寺岡寛治監督に、チームの強みや注目選手などを聞いた。
楽天ジュニアは技術はもちろん、野球に取り組む姿勢・元気・礼儀・チームワークなど、私生活も含め東北の少年野球選手たちの目標となりうる存在を目指し「NPBジュニアトーナメント」に臨む。各所属チームで培った力をさらに強化し、東北の子どもたちの連帯感・団結力・あきらめない気持ちなど、東北野球の強さを伝えていくことを掲げている。7年ぶり3度目の優勝を目指す選手16人は以下の通りだ。
22.三橋虎之助(ミツハシ・トラノスケ)青森・野内ヤンキース・投手
「チーム一の不思議ちゃん。闘志むき出しの投球スタイル」
7.黄金崎煌(コガネザキ・アキ)青森・野内ヤンキース・内野手
「チーム一のガッツマン。ムードメーカー」
2.七戸陽向(シチノヘ・ヒナ)青森・野内ヤンキース・捕手
「小さな司令塔。パワフルな打撃」
8.大塚樹(オオツカ・タツキ)青森・六ケ所ベースボールクラブ・外野手
「チーム一のヤンチャ坊主」
6.藤原翔琉(フジワラ・カケル)秋田・角館マックススポーツ少年団・内野手
「強肩強打の遊撃手」
21.加藤陽太(カトウ・ヒナタ)秋田・太田Jr.B.C・投手
「チーム唯一のサウスポー」
5.齋藤朝陽(サイトウ・アサヒ)秋田・西目シーガルズジュニア・内外野手
「ユーティリティプレーヤー」
1.千葉陽(チバ・ハル)秋田・綴子・清鷹ブルーホークス・投手外野手
「変則右腕。チーム一の努力家」
18.金田壮平(カネタ・ソウヘイ)秋田・合川ニュースターズ・捕手
「174センチの司令塔。パワフルな打撃」
11.東海林大志(ショウジ・タイシ)秋田・牛島野球スポーツ少年団・投手
「全国ベスト8の右腕」
31.藤倉颯大(フジクラ・ソウタ)岩手・陸前高田ベースボールクラブ・捕手
「チームの元気印」
20.野場宗謙(ノバ・ソウケン)岩手・平内ベアーズスポーツ少年団・投手
「足のサイズ29センチ。そのスケールから投じられる直球は圧巻」
15.越前貴仁(エチゼン・タカト)宮城・富谷ストロングスポーツ少年団・投手外野手
「ポーカーフェース。チーム一の負けず嫌い」
24.熊谷大誠(クマガイ・タイセイ)宮城・大崎ジュニアドラゴン・内野手
「チーム一のセンスマン。野球小僧」
99.小野寺翼(オノデラ・タスク)宮城・浮島サザンカジュニアーズ・外野手
「チームの主将。俊足強打の中堅手」
55.齋藤悦生(サイトウ・ヨシキ)宮城・広瀬スポーツ少年団・内野手
「打撃センスが光る東北の『松井秀喜』」
寺岡寛治監督「投手を中心に守備からリズムを作るチーム」
チームスタッフは、以下の通り。
代表・大廣翔治(元楽天内野手・現楽天野球団職員)
監督・寺岡寛治(元楽天投手・現楽天イーグルスアカデミーコーチ)
コーチ・岩崎達郎(元楽天イーグルス内野手・現楽天イーグルスアカデミーコーチ)
コーチ・古川翔輝(現楽天イーグルスアカデミーコーチ)
寺岡監督は「1点を守り切る野球を目標に掲げています。投手を中心に守備からリズムを作るチームです」と特徴を明かす。注目選手については「攻撃:齋藤悦生、守備:藤原翔琉、投手:東海林大志」の3選手をあげた。
NPBジュニアトーナメントに向けて「一戦一戦を丁寧に、練習でやってきたことを本大会で発揮できるように頑張ります」と意気込みを表した。
◯NPBジュニアトーナメント
「子どもたちが“プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」との思いから日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が主催し開催する、小学5・6年生による軟式野球の全国大会。NPB12球団、NPBファーム公式戦参加2球団、日本独立リーグ野球機構加盟2リーグによって選抜・編成された計16のジュニアチームが、プロ球団本拠地のスタジアムを舞台に日本一の座をかけて戦う。これまで数多くのプロ野球選手が輩出された「プロの登竜門」ともいえる大会で、今年で開催は21回目。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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