【全選手紹介】鷹Jr.指揮官が選手に求める「誇りと覚悟」 大会連覇へ揃った精鋭16人

2年連続3度目の優勝を目指す福岡ソフトバンクホークスジュニア
小学5、6年生によるジュニアチームNo.1決定戦「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」が26日から29日まで神宮球場と横浜スタジアムで開催される。21回目の今年は計16チームが出場し、日本一の座をかけて戦う。パ・リーグインサイトではパ・リーグ6球団のジュニアチームを紹介する。福岡ソフトバンクホークスジュニアの嘉弥真新也監督に、チームの強みや注目選手などを聞いた。
これまでに13人のプロ野球選手を輩出し、大会連覇を狙うソフトバンクジュニアは最終選考を通過した20人が候補メンバーとして10月まで活動。その後に大会メンバー16人を決定した。
活動期間中は元プロ野球選手の監督・コーチ陣の指導だけでなく、現役選手やコーチ、スタッフとの交流、球団施設での練習、試合などを実施。「特別な経験」を通して、選手一人ひとりの成長を意識した活動を行った。2年連続3度目の優勝を目指すチームの16選手は以下の通りだ。
1.信樂隼大朗(シガラキ・シュンタロウ)宮崎・宮崎バファローズ:投・捕・外
「強肩強打で俊足、守備がどこでもできる」
2.石光奏都(イシミツ・カナト)福岡・金田ジュニアクラブ:投・捕・外
「強肩、強打、球速」
3.石井爽介(イシイ・ソウスケ)福岡・木屋瀬バンブーズ:外
「強肩、強打、負けん気」
4.山下夏輝(ヤマシタ・ナツキ)大分・朝日少年野球部:投・内
「広い守備範囲」
5.笹尾聖真(ササオ・ショウマ)山口・下関ドリームス:内・外
「守備範囲と走塁、また三振も少ない」
8.高本琉希也(タカモト・ルキヤ)熊本・熊本ブルーマーリンズ:内
「野球脳、守備力、声かけ」
9.萩原蒼大(ハギワラ・ソウタ)熊本・錦ヤンキース:投・外
「肩、パワー」
10.福間煌汰郎(フクマ・コウタロウ)福岡・金田ジュニアクラブ:投・外
「積極的な走塁と守備」
17.宮城大心(ミヤギ・タイシン)福岡・みくに野ハニーズ:投・捕・内
「長打力・肩の強さ・ユーティリティ」
18.田村愛志郎(タムラ・アイシロウ)熊本・八代ジュニアスターズ:内
「野球を好きな気持ち、野球に対する姿勢」
21.荷本大輝(カモト・タイキ)山口・山口ウイングスポーツ少年団:投・内
「肩の強さ、状況に応じたプレーの判断」
44.高野楓馬(タカノ・フウマ)大分・中津太陽クラブ:外
「パンチ力のある打撃と足でもかき回す」
51.黒木凰雅(クロキ・オウガ)宮崎・大王谷スポーツ少年団:外
「強肩、長打、俊足」
55.石丸輝真(イシマル・テルマ)佐賀・新栄少年野球部:投・外
「感謝を忘れず笑顔で全力プレー」
56.前田武蔵(マエダ・タケゾウ)佐賀・大坪赤門南波多少年野球:投・捕
「スローイング」
57.喜多笑燦(キタ・ミラリ)福岡・香椎スカイスターズ:投・外
「昭和感漂う野球小僧、投攻走の三刀流」
嘉弥真新也監督「勝ち負け以上に、ホークスの名を背負う誇りと覚悟を」
チームスタッフは以下の通り
監督・嘉弥真新也(八重山農林高-ビッグ開発ベースボールクラブ-JX-ENEOS-ソフトバンク-ヤクルト)
コーチ・若林隆信(佐賀学園高-中日-広島-ミキハウス-宮崎ゴールデンゴールズ)
コーチ・三代祥貴(大分商-ソフトバンク)
フィジカルコーチ・大松亮輔(理学療法士免許、NSCA-CSCS、スポーツフードアドバイザー)
嘉弥真監督は「宮城を中心にした強力打線、守備では石光・山下・石井の鉄壁センターラインが魅力のチームです。投手陣は萩原・石光・石丸の3本柱を中心にストライク先行のピッチャーがそろっています」とチームの特徴を明かした。
さらに「選手たちが4か月間積み上げてきたものを、のびのびと発揮できるような戦いをしたいと思っています。勝ち負け以上に、ホークスの名を背負う誇りと覚悟を持ち、最後まで全力で挑みます」と決意を表した。
◯NPBジュニアトーナメント
「子どもたちが“プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」との思いから日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が主催し開催する、小学5・6年生による軟式野球の全国大会。NPB12球団、NPBファーム公式戦参加2球団、日本独立リーグ野球機構加盟2リーグによって選抜・編成された計16のジュニアチームが、プロ球団本拠地のスタジアムを舞台に日本一の座をかけて戦う。これまで数多くのプロ野球選手が輩出された「プロの登竜門」ともいえる大会で、今年で開催は21回目。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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