山本由伸が受けた批判「ストレスはありました」 常識覆した“独自路線”「確信があった」

「フレーチャ」を使い練習するドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
「フレーチャ」を使い練習するドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

山本由伸が明かす“やり投げトレ”導入の経緯…当初は批判も「手応えがあった」

 2025年のワールドシリーズでMVPに輝いたドジャース・山本由伸投手はバーベルなどを使ったウエートレーニングを一切せず、「やり投げ」の動きを練習に取り入れるなど“独自路線”で進化を遂げた。当初は批判的な声も多かったというが。成功への確信があったという。

 山本は24日、ナイキ原宿店で開催された「WINNER’S MIND YOSHINOBU YAMAMOTO TALK SHOW」に出演。MCを務めた元日本ハムの杉谷拳士氏からやり投げトレーニングついて問われ、導入した経緯を明かした。

 2016年ドラフト4位でオリックスに入団した山本は当時、肩や肘に悩みを抱えていた。「1軍で投げたら痛みに近い張りが出たり、(宮崎・都城)高校時代から気になっていました」。多くの専門家に話を聞いたといい、その中で「ピンと来た」のが、現在もトレーナー契約を結ぶ柔道整復師の矢田修氏だった。

「話した時に『この人なら』と、ピンと来て。説明してもらって、その時の自分と照らし合わせて納得できたので。やっていることは一般的ではなかったですが、確信を持てたので思い切り踏み込むことができました」

 矢のような形の練習器具「フレーチャ」を陸上のやり投げのように体を使って飛ばす。当時は一般的ではなかったトレーニングだった。「(続けることに)迷いはなかったですが、ずっと否定されてきたというか、前例がなかったので。否定され続けてきた感覚だったのでストレスはありましたね」と振り返る。

 それでも、「やっていく中で自分の思い描いていたものがちょっとずつ見えてきた。『これ、いいぞ」という手応えがあった。たくさん否定されたけど感覚的な否定だったので、自分の方が情報を調べていると思えたし、確信があったので迷わず自分を信じることができました」と語った。

 信念を貫いて、MLBを代表する投手に進化を遂げた山本。スポーツ科学の発達で様々なトレーニング法が確立される中、自分に合ったものを選択する“眼力”も問われる時代になった。矢田氏との“強力コンビ”で、今季はどんな活躍を見せてくれるだろうか。

(First-Pitch編集部)

少年野球指導の「今」を知りたい 指導者や保護者に役立つ情報は「First-Pitch」へ

 球速を上げたい、打球を遠くに飛ばしたい……。「Full-Count」のきょうだいサイト「First-Pitch」では、野球少年・少女や指導者・保護者の皆さんが知りたい指導方法や、育成現場の“今”を伝えています。野球の楽しさを覚える入り口として、疑問解決への糸口として、役立つ情報を日々発信します。

■「First-Pitch」のURLはこちら
https://first-pitch.jp/

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY