学童野球に1日帯同、夕食に手が回らない… 多忙なお母さんに勧める“脱マンネリ策”

ミズノ主催「野球ママの本音座談会」に巨人・田中の妻・里田まいさんが登場
巨人・田中将大投手の妻で、現在学童野球に邁進中の息子を育てるタレントの里田まいさんをゲストに迎え、スポーツメーカー大手「ミズノ」主催による「野球ママの本音座談会」が、1月30日にMIZUNO TOKYO(東京都千代田区)で行われた。野球を頑張る子どもを応援するママ同士で楽しく交流することを目的に、“野球に携わるすべての人を笑顔にしたい”という「BASEBALL DREAM EXP」の一環として生まれた企画だ。
この日の参加者は、抽選で選ばれた学童野球選手の母親14人。事前に寄せられた悩みをもとに、「食事」「チーム事情」「子どもとのかかわり」をテーマに、同じ野球ママだからこそ共感できる“激アツトーク”を、1時間半ほぼノンストップで繰り広げた。
野球ママたちの関心が特に高いテーマは、やはり「食事」のこと。週末は早朝から始まる活動に合わせ、3食プラス補食の準備に追われがちな家庭は少なくないだろう。
里田さん自身は、「昼食はおにぎりと、スープジャーを使った汁物が便利」と話す。スパムや、たくあんと牛肉を一緒にした韓国風おにぎりも作るそうで、「夏は、衛生面と、ちゃんと食べてほしい問題もあるので、冷凍フルーツや、フローズンヨーグルトなど食べやすいものをジャーに入れます」とアレンジについても教えてくれた。
おにぎりは、野球ママにとって“応援のシンボル”ともいえる身近な存在だが、「お弁当がおにぎり縛りのチームなので、中身にひと手間かける必要がある」「もう飽きたから見たくないと言われた」「食べられる具が限られていて困っている」といった切実な悩みも……。
するとほかの参加者からは、唐揚げ、肉団子、味噌カツ、焼肉サンド風といった、お腹も栄養も満たしてくれる脱マンネリのアイデアと、「焼きおにぎりもたまにはいい」「コンビニもあり」「市販の冷凍おにぎりもおすすめ」といった、ナイス手抜き&時短の知恵が寄せられた。

子育てに対するハードルの設定を「あえて低くする」
また、朝から1日帯同していると夕飯の支度まで手が回らないという野球ママも多い。「毎食手作りが難しいので罪悪感をもつこともある」「栄養面や量まで考えられない」といった声に対し、里田さんは「牛丼やカレーなどの手軽で子どもが好きなメニューの“登板”はわが家も多い。週末は宅配ピザと餃子と毎回決めておくのだっていい。皆さん、土日のご飯はあきらめましょう!」と明るく宣言。その等身大で飾らない姿に勇気づけられた参加者からは、思わず笑みがこぼれる場面も多く見られた。
ほかにも里田さんは、「子どもとのかかわり方」について、野球中心の生活になりがちだからこそ、意識していることを伝授。野球をしていないきょうだいの付き添い問題に悩む母親には、「私自身も娘に申し訳ないという気持ちを持つこともある」と寄り添いつつ、チームに絶対参加の必要がない限り、週末のどちらかは娘さんのための時間を作るそう。たとえ後からその日に試合が入ったとしても、娘との約束を守ることを優先しているのだという。
また、進路に対して悩むママには、子育てに対するハードルの設定を「野球はもちろん、勉強なども含めて、あえて低くする」と回答。子どもにとってのベストを選択する難しさがあるからこそ、「いい意味で期待しないこと」の大切さを忘れないようにしていると語った。
里田さんは、「“あれ、誰のための野球なの?”と立ち止まることもある。それに、野球ってあっという間に時間をかっさらっていくんですよね。でも、野球をする息子や、その仲間たちが大好きだから、私は頑張れる。皆さんも適度に息抜きしながら、一緒にお子さんを応援していきましょう」とエールを送った。里田さんの人柄が生む安心感と、実体験に裏打ちされた貴重なエピソードへの共感に包まれ、座談会は終始和やかな空気のまま締めくくられた。
(吉田三鈴 / Misuzu Yoshida)
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