ヤクルト、東大出身の宮台加入で東京六大学“コンプリート”の珍事 縁の神宮に集結
早大出身の青木ら六大学の全大学出身者がチームメートに
ヤクルトは23日、日本ハムから戦力外通告を受け自由契約となっていた宮台康平投手と正式に支配下契約を結んだと発表した。背番号は「68」に決まった。宮台は最高学府の東京大学の出身。ヤクルトでは球団で初の東大出身選手となる。
この宮台の加入で、ヤクルトでは珍しい現象が完成する。それが「東京六大学」に属する早大、慶大、明大、法大、立大、そして東大と、全六大学の出身者がチームに揃うことになる。
早大はベテラン青木宣親外野手がおり、慶大からは今年のドラフト1位で指名した木澤尚文投手がルーキーとして入団する。さらに星知弥投手と吉田大成内野手が明大出身、西浦直亨内野手と中山翔太外野手が法大、松本直樹捕手が立大出身だ。
宮台が加入することとなり、これで東京六大学の全大学出身者がチームメートとして勢揃いすることに。しかも、同リーグが舞台とする神宮球場が本拠地のヤクルトでこれが実現するところに奇妙な縁を感じる出来事となった。
(Full-Count編集部)