ダルビッシュ、痛烈タイムリーで今季初打点 田中将大に並ぶ米通算78勝なるか

2回に右前適時打を放ったパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
2回に右前適時打を放ったパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

今季7勝目をかけて初回無失点、タティスJr.が初回にリーグ最速20号2ラン

■ロッキーズ ー パドレス(日本時間16日・コロラド)

 パドレスのダルビッシュ有投手は15日(日本時間16日)、今季7勝目をかけて敵地のロッキーズ戦で先発登板した。初回は1奪三振1四球、無安打無失点の立ち上がりを見せた。バットでは2回に右前適時打を放ち、今季初打点をマークした。

 初回、先頭・タピアを二ゴロに仕留め、ダーザをスライダーで見逃し三振。主砲のブラックモンを四球で歩かせたが、ストーリーを力のない左飛に打ち取った。25球(ストライク15球)を要したものの、無失点で切り抜けた。最速は95.2マイル(約153.2キロ)。

 バットでも見せた。3点リードした2回1死三塁。ゴンザレスから右前へ打ち返すタイムリーを放った。今季4安打でメジャー通算では5打点目となった。

 タティスJr.が初回にリーグ最速20号2ラン。ダルビッシュが5回5失点(自責4)と崩れた5月29日の敵地アストロズ戦では9回に右腕の黒星を消す起死回生の15号3ランを放っていた。パワフルな打撃でまたも右腕を援護した。

 前回9日(同10日)の敵地・カブス戦では7回8奪三振3安打2失点と力投したものの、今季2敗目を喫した。主砲の援護を受け、2試合ぶりの勝ち星をつかめるか。勝てば、日本人投手3位の田中将大に並びメジャー通算78勝となる。

【動画】敵地に響く“ユーイング” ダルビッシュの痛烈タイムリー映像

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