ジャイアンツJr.が6点差逆転勝ち “背番号55”入江くんの特大弾に西村監督「半端ない」
ジャイアンツジュニア初の女子選手濱嶋葵さんは、4回1/3を1失点の好投
28日に開幕した小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント2021」で、読売ジャイアンツジュニアは神宮球場で阪神タイガースジュニアと戦い、9-7で勝利した。チーム初の女子選手・濱嶋葵さんが、4回1/3を1失点に抑える好リリーフ。最大6点差を逆転し、初戦を飾った。
ジャイアンツジュニアは、1-7で6点を追う4回無死一塁で、5番・川越大暉くんが左翼へ2ランで反撃ののろし。続く5回1死一塁では、4番で背番号「55」をつける入江諒太くんが中堅へ特大2ランを放って1点差に迫ると、この回一挙6点を奪って逆転に成功した。
3回途中から登板した最速116キロ右腕の濱嶋さんは、3回に1点を取られるも、4回以降は無失点の好投。5回以降は安打すら許さず、味方の逆転を呼び込んだ。
試合後、西村健太朗監督は「期待以上のピッチングをしてくれた」と濱嶋さんを称賛。本塁打を放った入江くんに対しても「飛距離が半端ない。小学生とは思えない」と笑いつつ、「コンタクトもできて三振しない。大事なところで最高の結果になってくれた」と評価した。
濱嶋さんは「緊張とかはなかった」と笑顔。大逆転勝利で、3連覇を果たした2014年以来、7年ぶり4度目の優勝へ、最高のスタートを切った。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)
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