大谷翔平、気迫の5勝目　6回3安打無失点＆2試合ぶりマルチ、また連敗ストッパーに

3回右前打で自己最長タイ11試合連続安打を記録

■エンゼルス 4ー1 マリナーズ（日本時間17日・シアトル）

　エンゼルスの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、敵地・マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季5勝目を挙げた。6回6奪三振3安打無失点と好投。打撃では4打数2安打で2試合ぶりマルチ安打をマークした。チームは4-1で競り勝ち、連敗を3で止めた。敵地での連敗も11でストップした。

　スライダーで試合を作った。初回2死二、三塁のピンチではラリーを一ゴロに。大きなピンチを乗り越え0を並べた。6回2死一塁ではラリーを空振り三振に仕留めてガッツポーズを作った。6回93球（ストライク55球）、6奪三振2四球、3安打無失点。2試合連続、今季6度目のクオリティ・スタート（QS）となった。

　フォーシームの最速は99.4マイル（約160.0キロ）。全93球のうちスライダーが38球と最も多かった。防御率3.28となった。

　バットでは3回に右前打を放って自己最長タイの11試合連続安打。5回の左前打で2試合ぶり、今季18度目のマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.263。球団ワースト14連敗を止めた前回登板9日（同10日）の本拠地・レッドソックス戦に続いて連敗ストッパーとなった。

（Full-Count編集部）