プロ注目大学生VSNPB若手 ユニバ壮行試合は“スカウト“の場にも!?
29日に「侍ジャパン大学日本代表対NPB選抜」、青山監督は「“スカウトの目”を持って見たい」
7月に韓国・光州で行われるユニバーシアード夏季大会の壮行試合「侍ジャパン大学日本代表対NPB選抜」(29日午後6時30分開始・神宮球場)の記者会見が22日に行われた。
大学世界一を目指す大学日本代表が、NPBに在籍する若手選手と力試しをする一戦。ドラフト候補をズラリと揃える大学代表チームが、実際のプロ選手相手にどれだけ通用するか。ファンにとっては楽しみな試合になるだろう。
それは、対戦相手となるNPB選抜・青山道雄監督(ロッテ2軍監督)にとっても同じのようだった。
「近い将来、プロに入って来るような選手ばかり。(各球団の)スカウトたちも注目しているだろうが、現場の我々も“スカウトの目”を持って見たい」
会見に出席した指揮官は、勝敗だけでなく、プロで活躍できる選手がいるかにも注目する意向を明かした。
そして、青山監督の口からは注目の選手として5人の名前が挙がった。まずは、明大の大型左腕・上原健太(4年)である。
190センチの長身から最速151キロの速球を投げ、今秋ドラフトの目玉と位置づけられている。今シーズンは開幕前に左人さし指のマメをつぶした影響もあり、本調子とはいえなかったが、復調気配にある。プロの打者相手に本来の実力を見せつければ、一気に評価を取り戻せるだろう。