なぜコントロールが定まらない? 肝は“片足立ち”…元楽天投手が勧める2つの簡単トレ
元楽天投手の土屋朋弘氏は野球教室や運動能力高めるキッズ教室運営
元楽天の投手でキッズコーディネーショントレーナーの資格を持つ土屋朋弘さんは、コントロールが安定しない少年野球の投手は片足で真っすぐ立つ動きが上手くできていないと指摘する。投球動作で最初の動きとなるだけに、バランスを崩すと他の動作にずれが生まれる。小学生に勧める2つのトレーニングメニューはスペースがなくても手軽にできる。
土屋さんは現役引退後、米国の資格認定団体「NESTA」の個人トレーナーとキッズコーディネーショントレーナーの資格を取った。昨年10月から仙台市で野球教室や運動能力を高めるキッズ教室を運営している。
少年野球の投手を指導する中で、土屋さんが大切さを伝えているのが片足で立った時のバランス。右投手の場合、左足を上げて右足一本で立った時にグラグラしたり、倒れたりしてしまう投手が多いという。
「片足で立つ動きは投球で重要になります。投手の最初の動きでバランスを崩すと、その後の動きもぶれてしまい、最終的にコントロールに影響します」