「日本一しか目指さない」日本ハムキャンプに見える“変化” 新庄剛志監督の勝算とは?

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

今日から沖縄県名護市でキャンプイン…昨年との違いは?

 プロ野球の各球団が1日、春季キャンプをスタートさせる。今季から北海道北広島市に建設した新球場「エスコンフィールド北海道」を本拠地とする日本ハムは、昨季のパ・リーグ最下位から浮上することができるのか。新庄監督が就任して2年目、キャンプのメンバーや日程からも、覚悟の“変化”がうかがえる。

 日本ハムは昨秋のドラフトで指名した支配下6選手のうち、5選手を1軍に帯同させる。これは12球団の中で、楽天と並ぶ多さだ。

 1位指名の矢澤宏太投手(日体大)は、投打二刀流でのプレーに注目が集まる。2位の金村尚真投手(富士大)はゲームメーク能力にすぐれた右腕。キャンプイン前日に骨折が発覚した加藤豪将内野手(メッツ傘下3A)は、メジャーでの実績から当然、内野の即戦力候補だ。5位の奈良間大己内野手(立正大)は走攻守揃った遊撃手。6位の宮内春輝投手(日本製紙石巻)は右サイドからの剛球で、リリーフとして期待される。

 これだけの新人を1軍キャンプに呼び寄せたのは、現有戦力だけではまだ、浮上するには足りないと見ているからだろう。新庄監督は昨季を「1年間をかけてのトライアウト」に位置付けると公言していた。

 2021年までの主力だった西川遥輝や大田泰示を放出して空けたポジションに、若手を据えた。勝てないのも覚悟の上で、世代交代を図った。故障者をのぞく全選手に1軍出場の機会を与えるという破天荒な起用もしてみせた。それでも、指揮官を納得させるメンバーは揃わなかった。新人たちが先輩を追い抜く可能性も、十分にあると見ているのだろう。

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