“小学生の甲子園”「マクドナルド・トーナメント」組み合わせ決定 53チーム出場、3連覇狙う新家ら注目

「第45回全日本学童大会」、元プロ率いる明石ボーイズJr.ら初出場は26チーム
全日本軟式野球連盟は23日、8月11日に開幕する、学童軟式野球の日本一を決める“小学生の甲子園”「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」の組み合わせを発表した。史上初の3連覇を狙う新家スターズ(大阪)は2回戦から登場。8大会連続18回目の出場の多賀少年野球クラブ(滋賀)は、初戦で2023年8強の甲斐ジュニアベースボールクラブ(山梨)と対戦する。
左の山では、昨年のくら寿司トーナメントを制した伊勢田ファイターズ(京都)が神奈川代表の川和シャークスと対戦。最多24回目の出場となる常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)や東16丁目フリッパーズ(北海道南)など優勝経験のあるチームも顔を揃える。右の山では、3年ぶりの出場となった、最多7回の優勝を誇る長曽根ストロングス(大阪)、一昨年準優勝、昨年4強で東京勢初の頂点を狙う不動パイレーツが、それぞれ宗方レッド少年野球団(大分)、宮古ヤングパワーズ(岩手)ら初出場勢と対戦する。
初出場は全部で26チーム。元近鉄、オリックスの筧裕次郎氏が総監督を務める明石ボーイズJr.(兵庫)など、フレッシュな顔ぶれの戦いぶりにも注目が集まる。
マクドナルド・トーナメントの開催地は2009年以降、コロナ禍で中止となった2020年、東京五輪が実施された2021年を除いて東京開催が続いていたが、今年から全国9地区での持ち回り制となった。新潟開催となる今年は、47都道府県から全53チームが参加。開会式は8月11日午後4時30分からHARD OFF ECOスタジアム新潟で実施。12日から県内8会場で熱戦が繰り広げられ、予定通り日程が進めば、17日午前9時から同球場で行われる決勝戦で45代目の王者が決定する。
第45回全日本学童大会マクドナルド・トーナメント 出場チーム
新家スターズ(前年度優勝・大阪)
湧別マリナーズ(北海道北)
東16丁目フリッパーズ(北海道南)
弘前レッドデビルズ(青森)※
宮古ヤングパワーズ(岩手)※
富谷ストロングスポーツ少年団(宮城)※
牛島野球スポーツ少年団(秋田)
峰栄スピリッツ(山形)
常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)
茎崎ファイターズ(茨城)
簗瀬スポーツ(栃木)
新里スターズ(群馬)※
西埼玉少年野球(埼玉)※
豊上ジュニアーズ(千葉)
不動パイレーツ(東京第1)
越中島ブレーブス(東京第2)
川和シャークス(神奈川)※
甲斐ジュニアベースボールクラブ(山梨)
旭スポーツ少年団(新潟)※
上越謙桜(開催地・新潟)※
東中野山ブルーシャークス(開催地・新潟)※
五泉フェニックス(開催地・新潟)
松本ライオンズ(長野)
上市ベースボールクラブ(富山)※
志賀学童野球クラブ(石川)※
越前ニューヒーローズ(福井)
清水リトルモンキーズ(静岡)※
北名古屋ドリームス(愛知)
庄野シリウス(三重)※
坂祝ホワイトセブン(岐阜)※
多賀少年野球クラブ(滋賀)
伊勢田ファイターズ(京都)
長曽根ストロングス(大阪)
明石ボーイズJr.(兵庫)※
田原本南リトルヤンキース(奈良)※
美浜少年野球クラブ(和歌山)
北条クラブ(鳥取)※
江津ジュニアベースボールクラブ(島根)※
常盤クラブスポーツ少年団(岡山)※
原クラブ(広島)
山口大内クラブ(山口)
古高松南ビクトリーズ(香川)※
桑島スポーツ少年団野球部(徳島)※
松山NORTHベースボールクラブ(愛媛)
秦スポーツ少年団(高知)
木屋瀬バンブーズ(福岡)※
大坪赤門南波多野球部(佐賀)※
戸尾ファイターズ(長崎)
IBCレイカーズ(熊本)※
宗方レッド少年野球団(大分)※
沖水ジャイアンツ(宮崎)※
大龍ビッグドラゴンズ(鹿児島)
世名城ジャイアンツ(沖縄)
※=初出場
(First-Pitch編集部)
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