阪神が衝撃3発で圧勝、準決勝で広島と激突 巨人逸材が3戦連続弾…NPBジュニア4強出揃う

阪神Jr.は山本の2号ソロなど3発…予選リーグ敗退も巨人・割石が3号弾
全国から選ばれた小学生がプロ12球団などのユニホームを着て頂点を争う「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」は28日に神宮と横浜スタジアムで大会3日目が行われ、決勝トーナメントに進出する4チームが出そろった。29日の準決勝は東京ヤクルトJr.対福岡ソフトバンクJr.、広島東洋Jr.対阪神Jr.の組み合わせとなった。同日に決勝が行われる。
予選リーグ最終日となった28日、グループAではBCリーグJr.が東京ヤクルトJr.に3-2で勝ち、今大会初白星を手にした。初回に前川達翔の適時二塁打で先制。2回に2点を奪われたが、その裏に重盗と内野ゴロで2点を挙げて逆転し、逃げ切った。4強入りを決めている東京ヤクルトJr.は今大会初黒星となった。
グループBでは、連覇を目指す福岡ソフトバンクJr.がオリックスJr.に5-0で快勝。3戦全勝で決勝トーナメントに進んだ。
グループCは広島東洋Jr.が4-2でくふうハヤテJr.を破り、3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。1点を追う5回に敵失、2点二塁打、適時打で4点を挙げた。北海道日本ハムJr.はオイシックス新潟Jr.に10-0で4回コールド勝ちし、2勝1敗。初回に一挙7点、3回には岩野崇來が右越え2ランを放つなど、打線が活発だった。
グループDでは阪神Jr.が12-1で四国ILJr.に4回コールド勝ち。3戦全勝で決勝トーナメントに進んだ。初回に山本怜唯が2号ソロを放つなど3点。2回には馬野心輝の1号3ランなどで5点、3回には藤井翔慎の1号3ランなどで4点を挙げた。巨人Jr.は東北楽天Jr.に2-1で競り勝って2勝1敗で終了。割石有音が3試合連続の3号ソロをマークした。
21回目を迎えた「NPBジュニアトーナメント」は今回からオイシックス、くふうハヤテ、ルートインBCリーグ、四国アイランドリーグplusの各ジュニアチームが正式参加。計16チームを4グループに分けた予選リーグが28日まで実施された。最終日の29日は準決勝と決勝が行われる。
【大会3日目 結果】
◎グループA
BCリーグJr. 3-2 東京ヤクルトJr.
中日Jr. 2-0 埼玉西武Jr.
◎グループB
福岡ソフトバンクJr. 5-0オリックスJr.
千葉ロッテJr. 3-2 横浜DeNAJr. .
◎グループC
広島東洋Jr. 4-2 くふうハヤテJr.
北海道日本ハムJr. 10-0 オイシックス新潟Jr.(4回コールド)
◎グループD
阪神Jr. 12-1 四国ILJr.(4回コールド)
巨人Jr. 2-1 東北楽天Jr.
(First-Pitch編集部)
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