球速アップに必須…理想の“腕の振り”とは 正しい投動作の基礎作る「180度回転」

理想の腕の振り方が身に付く練習法とは(写真はイメージ)
理想の腕の振り方が身に付く練習法とは(写真はイメージ)

トレーニングコーチの塩多雅矢さんが解説…適切な投球フォームの作り方

 少年野球の現場で、「手投げ」や「身体が開く」といった課題は尽きない。子どもたちに正しい投球フォームを身に付けさせたくても、具体的にどうアドバイスすべきか悩む保護者や指導者も多いだろう。首都圏を中心に年間20校以上で指導し、投球動作の改善に定評のあるトレーニングコーチの塩多雅矢さんは複雑な投球動作を分割し、基礎から積み上げるドリルを紹介している。

 塩多さんが紹介するのは、上体の回転と腕の振りを連動させるドリル「アームスイング」。投げる方向に身体を正対させた状態からトップを作り、上体を回転させて投げる動きの中で、「胸の向きが180度くらい変わるように動こう」と力を込める。適切なトップの位置を作り、回転動作を覚えることで、スムーズな腕の振りが身に付く。

 まず、右投げの場合は左手をお腹近くに置き、左肩を顎の下に入れる。次に体の内側に入った左肩と、外側にある左手がすれ違うように動かす。この動きによって、身体の大きな回転が生まれる。左肘が後方に引かれてしまうと回転の方向がずれるので注意したい。

 今度は右腕のトップを作る。右腕を横に広げ、脇と肘の角度を90度に保ち、指先を前方に向ける。そして、前腕部分をおよそ45度くらいまで上向くようにする。ここから肘を少し後方に引いてトップを完成させる。この形が腕の振りを決めてしまうため、角度をしっかり意識したい。

 この形ができたところで、身体の回転と右腕の振りを連動させる。ポイントは自分の目で形をチェックすること。適切な位置でトップが作られているか、確認してから投げる動作に移る習慣をつけたい。手首の向きや肘の位置などをきっちりチェックし、正しい動作を繰り返すことで、力強いボールを投げられるようになるはずだ。

(First-Pitch編集部)

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