山本由伸が中学で味わった挫折「どんどん抜かれて」 小柄な二塁手が抱いた“劣等感”

ナイキ主催のトークショーで子どもの頃を振り返った山本由伸
2025年のワールドシリーズでMVPに輝いたドジャース・山本由伸投手は24日、ナイキジャパンが開催した「WINNER’S MIND YOSHINOBU YAMAMOTO TALK SHOW」に出演。自身の子どもの頃を振り返った。中学時代に挫折を経験したものの、意識が変わったことで道が開けていったという。
ナイキ原宿店に登場した山本は、MCを務めた元日本ハムの杉谷拳士氏を相手にトークを展開。大活躍した2025年シーズンを振り返りながら、参加した子どもたちの質問にも答えていった。
岡山県備前市出身で、小さな頃から野球に夢中だったが、硬式野球に取り組んだ中学で挫折を経験した。当時のポジションは二塁。身長は低く、華奢な体つきだったという。「パワーがなくて、大きくなったチームメートにどんどん抜かれて……最初は小さくてガリガリで苦労しました」。
プロ野球選手になる夢も「あまり強く思わないようになっていた」そうだが、“風向き”が大きく変わったのは都城高(宮崎)1年時の秋季大会。他の高校の選手を目当てに視察していたプロ野球スカウトの目に留まった。「目指せるなら(プロに)なりたいなと。明確な目標ができた時に意識が変わって努力できるようになりました。1年の秋で丁度いい時期。その冬をどんなモチベーションで過ごすかで差が出るので、運が良かったですね」。
意識が高まり、実力も急上昇。2016年ドラフト4位でオリックスに入団し、スター街道を駆け上がっていった。
山本の身長は公称5フィート10インチ(約177.8センチ)。日本球界でも高い方ではない。2023年オフにドジャースに移籍した際には“サイズ”への懸念の声も上がった。「身長は個人差があるし、(高ければ)有利なことも多いと思います。サイズは関係ないと思いますけど、ガリガリでは活躍できないと思います」。身長を“ハンデ”とせず、努力で世界屈指の投手へと進化した山本。その道のりは多くの子どもたちの参考になるはずだ。
(First-Pitch編集部)
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