日本で“巨額63億円契約”…MLB去った大砲の変貌に米驚愕「終わったも同然だった」

日本ハムのフランミル・レイエス【写真:編集部】
日本ハムのフランミル・レイエス【写真:編集部】

最大63億円規模の歴史的大型契約、新天地の日本で首位打者になったスラッガー

 米メディアも再生ぶりに驚くしかなかった。日本ハムは2日、フランミル・レイエス外野手と2027年シーズン以降の契約延長に合意したと発表。今季、打率.313で首位打者を獲得し32本塁打を放つなど主砲として打線を牽引した助っ人の引き留めに成功し、破格の評価が送られている。

 公式発表に先立ち、カブス地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のマイク・ロドリゲス記者が報道。日本ハムと4年最大4000万ドル(約63億円)規模の大型契約で合意したとし、「NPB史上最高額の契約になるだろう」と伝えていた。

 契約延長を受け、米メディア「ジョムボーイ・メディア」の司会者ジョリー・オリーブ氏は自身の番組でレイエスが日本で得た成功を紹介。「みんなはフランミル・レイエスのことを覚えているかい?」と切り出し、2022年以降に勢いを失った経緯に触れるも「しかし彼はプレーすることをやめていなかった。事実、直近数年間は日本でプレーしており、それだけでなくNPBで圧倒的な活躍を見せていた」と日本で驚異的な打撃を披露していた事実を成績を交え伝えた。

 続けて「僕らが直近数年間で目の当たりにしてきたいくつかのMLBの契約に比べれば、そんなに大した金額には見えないかもしれないが、3年前にキャリアが終わったも同然だった31歳のDHにとっては重大な瞬間だった」との意見も。MLBでは大谷翔平投手の10年7億ドル(約1109億円)契約を始め、NPBと比べると文字通り“桁違い”の契約が多々存在するが、ハイレベルな日本野球で確かな成功を掴んだレイエスの快挙を称えた。

 また、レイエスが見せた日本ハム愛にも言及。「彼は徹底的に自分自身を作り替えた。この復活を後押ししてくれたチームを見捨てるのではなく、次の4年間でそのチームに残ることになった」として、MLB復帰の道を選択せず、北海道で引き続きチームを支え続けることを選択したことに触れた。

 レイエスは2018年にパドレスでデビューし16本塁打、2019年に37本塁打、2021年に30本塁打を記録。しかし2022年に成績を落とし、2023年は19試合にとどまっていた。そこから日本に渡り、3年間で363試合出場、89本塁打237打点、打率.294。「ほとんど終わりかけていた」と評された崖っぷちからの日本行きを大成功に変え、歴史的契約を掴んだスラッガーの復活劇は日米で際立っている。

(Full-Count編集部)

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