イチロー氏がダメ出し「そういうとこ」 優等生に“やんちゃの勧め”、野球と勉強の決定的違い

大分舞鶴高を指導したイチロー氏
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が7、8の両日、大分舞鶴高を指導した。2022年選抜大会に初出場するなど、力を付けている進学校の選手にレジェンドが訴えたのは“やんちゃ”の勧め。「劣勢の時は、えーーーいみたいのが必要」と説いた。
指導初日の7日、イチロー氏はトス打撃を実演した。緩めたスイングはほぼなく、力一杯振り切る。呼吸も少しずつ荒くなり、選手はじっとイチロー氏を見つめた。区切りがついたところで「誰か左バッターはいる?」と、実演する選手を募集した。しかし、しばらく無言で反応なし。ここでイチロー氏が発破をかけた。
「そういうところなんじゃないかなぁ。もう一歩って。マジメ!! マジで。ちょっとくらいやんちゃなやつがいてもいい」と力を込めた。さらに「みんなマジメで素直。勝ってるときはいい。劣勢のとき、どんよりした空気が伝染しちゃう。『えーーーい』みたいのが必要、ここ一番はね。みんないい子。あるあるだろうな。舞鶴あるある」と続けた。
大分舞鶴は近年、夏季大分大会で常に好成績を残している。しかし、2021、2022、2024、2025年は、いずれも明豊に決勝で敗れている。(2023年は準決勝で明豊、今年は準決勝で津久見に敗退)。
練習後の質疑応答の際も「マジメオーラがすごい(笑)。不真面目になれとは言わないけど。野球と、勉強するときは、スイッチ切り替えていい」と語りかけた。一歩先へ、“優等生”から脱却することも必要と強調した。
(Full-Count編集部)