イチローが鳴らした“勘違い”への警鐘 強豪との目線の違い…練習中断してまで伝えた現実

「ライバルはそこにとどまっていない」
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が7、8の両日、大分舞鶴高を指導した。2022年選抜大会で春夏通じて甲子園初出場を果たしたが、“全国区”の明豊高の壁は依然高い。現状打破へ、目標設定の重要性を説いた。
2日目の8日、イチロー氏は走塁指導で練習を中断し、選手に話しかけた。「高校野球では走塁ミス、守備のエラーというのはよくあることだけど、防げるものは防いでほしい。走塁ミスでゲームをつぶすのは、やってほしくない。流れが変わるし」と説き、春夏通算17度の甲子園出場を誇る明豊に言及した。
「相手は全国制覇を狙っている。それを知っておかないと。みんなは甲子園出場を狙っている。でも、相手は全国制覇を狙っている」
大分舞鶴にとって、明豊はまさに“天敵”。近年の夏季大分大会では2021、2022、2024、2025年にいずれも決勝で敗れている。悲願の選手権大会出場を果たすには、避けては通れない強豪だ。
「高校野球を見た時に全国のトーナメント表、今年なら健大高崎とか、智弁、横浜、大阪桐蔭とか。その次にくるのが、明豊とか明徳。優勝候補が1回戦で当たるとマジかぁってなるチームが明豊。自動的にそういう評価を受けるチームをライバルと思ってやらないと。それは知っておいた方がいい。明豊、ライバルはそこにとどまっていないしね。もっと上を目指している。止まっていると思ったら大間違い」
甲子園出場を目指しているだけでライバルに後れを取る――。打倒・明豊へ、より高い目標設定が重要になると選手に訴えた。
(Full-Count編集部)