ホークス新助っ人右腕がスゴイ、最速154キロも…1軍デビュー遠い?
いきなり最速154キロ、驚異投球見せるホークス新助っ人スアレス
ソフトバンクの新助っ人が凄い。ベネズエラ人のロベルト・スアレス投手(24)である。メキシコのサルティーヨから加入した右腕は2月21日、宮崎での春季キャンプで行われた紅白戦で実戦デビューすると、いきなり最速154キロのストレートを披露し、周囲の度肝を抜いた。
続く同24日に行われた韓国・斗山ベアーズとの「球春みやざきベースボールゲームズ」では、9回に登板。紅白戦と同様に最速154キロをマークし、投じたストレート14球のうち、12球が150キロ台を記録。2安打され、走者を出したが、課題とされていたセットポジション、クイックなども、心配されたほどのものではなかった。コントロールも良く、150キロ台の真っすぐが低めに決まり、変化球の制球も悪くなかった。
異色の経歴の持ち主である。母国ベネズエラでは、工事現場や建設現場で働きながら、アマチュアチームでプレーしていた。そこでの投球が目に留まり、昨季はメキシカンリーグのサルティーヨでプレーし、43試合に登板して5勝無敗、23セーブ、防御率1・71と輝かしい成績を残した。
本人いわく、メキシコでは最速99マイル(約158キロ)を記録したこともあるという。