前ハム投手Cの吉井氏、高梨は「いいトレード」も「打撃は酷い」

来季からロッテコーチの吉井氏がブログ更新、“愛弟子”の高梨にエール

　来季からロッテの1軍投手コーチに就任することが決まっている吉井理人氏が13日、自身のブログを更新し、日本ハムからヤクルトにトレードで移籍した高梨裕稔投手に“エール”を送った。高梨にとって吉井氏は新人王を取るなどの飛躍を見せた2016年に1軍投手コーチを務めていた、いわば“恩師”になる。

　吉井氏は「高梨」のタイトルでブログを更新。近鉄からヤクルトにトレードで移籍した自身の経験を踏まえつつ「彼にとって、いいトレードだと思います。振り返ってみると、わしもトレードがきっかけで野球人生が好転しました」と振り返った。

　ブログ内では、「フライピッチャー」である高梨が、狭い神宮球場を本拠地とするスワローズで活躍できるのかどうかにも触れ「わしもフライピッチャーでした。球威があれば、フライピッチャーでも全然、問題ありません」と高梨の球威に太鼓判。ただ、DH制がないセ・リーグに移籍し、打席に立つことになることに対し「高梨のバッティングは、酷い」と“酷評”している。

　2016年、日本ハムの日本一に大きく貢献する大活躍を見せエース候補として躍進が期待されたが、その後2年間成績を悪化させるなど不振に陥っている高梨。「リーグが違うので、思い切り応援したいと思います。」と締められた吉井氏のブログ。このメッセージを胸に、高梨の新天地での活躍が期待される。

（Full-Count編集部）