DeNA筒香、MLB挑戦表明…一問一答全文「イチローさんや松井秀喜さんの姿から憧れ」
ドラフト指名からちょうど10年後に米挑戦宣言「ベイスターズはファミリー」
横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智外野手が29日、横浜市内のホテルで会見を開き、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指すことを正式に表明した。約25分間の会見に臨んだ筒香は、時折緊張の面持ちも見せたが、晴れ晴れとした表情。メジャーへの思いと、これまで支えてくれたファンと球団への感謝を口にした。
今後は球団がポスティング手続きを行った後、交渉を進める予定。それまではDeNAの球団施設等でトレーニングを続ける。
会見の一問一答は次の通り。
(冒頭挨拶)
本日はお集まりいただきありがとうございました。私、筒香嘉智は、ポスティングシステムにてメジャーリーグ挑戦することを決めました。
快くポスティングを認めてくださった横浜DeNAベイスターズの関係者の皆様に心より感謝申し上げます。(一礼)
出身の和歌山から、横浜高校に入学して3年、ベイスターズに入団して10年、人生の約半分をこの横浜の地で過ごすことができました。優勝はできませんでしたが、クライマックスシリーズ3度、日本シリーズを1度経験することができました。プロに入って、結果が出ず悔しい思いをしたり焦った時期もありましたが、5年目からレギュラーとして試合に出ることができました。プロに入って、いい時も悪い時も、ファンの皆さんの温かいご声援があったから今の自分があると思います。今日はファンの皆さんに御礼をお伝えしたく会見を開かせていただきました。10年間、本当にありがとうございました。(一礼)
アメリカに挑戦することに決めましたが、僕自身、横浜DeNAベイスターズを遠くから心から応援しています。本日は本当にありがとうございました。