エグいナックルが右に左に変化…SNSで話題、元千葉大野球部投手の“魔球”が凄い
千葉大学・佐野太河投手(3年)、今秋に野球部を退部しトライアウト挑戦中
SNSを中心に話題となっている“ナックル大学生”がいる。独立リーグのトライアウトや、元西武、巨人、オリックスの清原和博氏が監督を務めることで話題となっている「ワールドトライアウト」にも参加した千葉大学3年の佐野太河投手は、フルタイム・ナックルボーラー(ナックルボールが投球の主体となる投手)を目指している。先日、佐野投手は千葉県大学野球連盟3部に所属している同大学の硬式野球部を退部。Full-Count YouTubeでは、“魔球”に磨きをかける右腕のブルペン投球に潜入した。“捕手目線”や佐野投手の背後から撮影した投球練習の動画も公開している。
佐野投手はインタビューで、MLBを代表するナックルボーラーであるティム・ウェイクフィールドを参考にした握り方なども紹介。自身のナックルボールについては「ほとんど無回転にできる」と語っている。ブルペンには毎日のように入り、球筋を研究しているが、Full-Countではカメラを配置して投球を撮影。真っすぐの軌道から打者の手元で変化する球を捕手も苦しみながら捕球していた。
「今のままでは無理ですが、体を強くして、ナックルの精度を上げていければ夢も可能になると思っています」と、メジャーリーグのマウンドに立つ未来を描く一人の青年の挑戦に注目が集まる。