“最強守護神”ソフトBサファテ、通算200セーブに並ぶ圧倒的な数字とは…
7年目での達成はNPB史上最短記録
7月5日、ソフトバンクのデニス・サファテ投手がオリックス・バファローズ戦で今季25セーブ目を挙げ、通算200セーブを記録した。NPB史上6人目、7シーズン目での達成だった。
サファテは2001年MLBドラフト9巡目でミルウォーキー・ブルワーズに入団。ドラフト同期にはツインズのジョー・マウアー、メッツのデービッド・ライトらがいる。
マイナー時代はずっと先発投手だったが、2006年に救援投手としてメジャー昇格を果たし、4シーズンで92試合に登板し、26交代完了を記録したが、敗戦処理が多くセーブは記録できなかった。
2011年広島に移籍して1年目は35セーブ、翌年から2年間はセットアッパーだったが、2014年にソフトバンクに移籍してからは不動のクローザーとして活躍している。
NPBで200セーブ以上を記録した投手は次の通り(※は現役)。
岩瀬仁紀 403※(中日)
高津臣吾 286
佐々木主浩 252
小林雅英 228
藤川球児 223※(阪神)
サファテ 200※(ソフトバンク)
外国人選手では初。これまでの外国人投手の最多セーブはマーク・クルーンが記録した177セーブだったが、今年に入ってこれを抜いた。
7年目での達成はNPB史上最短だが、サファテは投球内容がずば抜けて良い。150セーブ以上を記録した投手の通算防御率5傑を見てみよう。
サファテ 1.57 200セーブ※(ソフトバンク)
藤川球児 2.02 223セーブ※(阪神)
岩瀬仁紀 2.15 403セーブ※(中日)
佐々木主浩 2.41 252セーブ
江夏豊 2.49 193セーブ