【始球式名場面】実は名門野球部員でした! ジャンポケ斉藤さんの豪快投球に球場どよめく
千葉の八千代松陰高校野球部でボールボーイだった斉藤さん
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕の無期限延期が決まったプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは「パーソル パ・リーグTV」上で公開中の、過去に数々の有名人が登場した始球式を紹介していく。
2019年7月30日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対オリックス戦で始球式を務めたのは人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二さんだった。
この試合は地域振興招待イベントの1つとして開催され、千葉県内の高校に通う高校生と千葉県在住の高校生計6000人が招待された。斉藤さんは千葉・八千代市出身で八千代松陰高に通っていたことから、この日の始球式を託された。
八千代松陰高では名門である野球部に在籍。1年生の時には甲子園に出場し、アルプススタンドで応援していたという斉藤さん。始球式前には「私も八千代松陰高校の野球部でボールボーイをやっていたので……」と挨拶し、スタンドの笑いを誘ってから「ノーバウンドのストライクを投げたいと思います」と宣言し、マウンドに立った。
幼稚園から高校まで野球一筋だったというだけあって、投球フォームはさすがのもの。大きく振りかぶって投じたボールは、宣言通りの“ど真ん中”とはいかなかったものの、見事なノーバウンド投球に。力強いボールに、スタンドからは大きなどよめきと拍手が巻き起こっていた。