楽天の重量級3打者が目立つ働き 前半戦、外国人選手の“勤務評定”【パ編】

楽天のフランク・ハーマン【写真:荒川祐史】
楽天のフランク・ハーマン【写真:荒川祐史】

前半戦の助っ人の働きぶりは? ソフトBサファテ&デスパイネは圧倒的存在感

 前半戦、今年も多くの外国人選手が話題を振りまいた。現時点での各球団の外国人選手の成績を振り返ろう。パ・リーグ編。

【日本ハム】

○投手
メンドーサ
16試合2勝6敗0S0H 84回1/3 防御率4.16

マーティン
20試合0勝2敗1S12H 18回 防御率2.50

※エスコバー
3試合0勝0敗0S0H 4.1回 防御率0.00

○野手
レアード
82試合294打数69安打19本58点0盗 打率.235

ドレイク
8試合29打数4安打0本1点0盗 打率.138

 4年目のメンドーサは現時点で防御率がキャリアワースト。先発15試合でQSが3と安定感がない。救援のマーティンは故障もあったが6月に再昇格してからは安定している。エスコバーはDeNAにトレードされた。

 レアードは三塁守備でリーグ最多の14失策、守備率も.929でワースト。19本塁打はリーグ4位タイ、58打点は5位となっている。キューバ出身のドレイクは7月になって補強した。

【ソフトバンク】

○投手
バンデンハーク
14試合7勝4敗0S0H 84回 防御率3.54

サファテ
35試合1勝1敗27S3H 35回1/3 防御率1.02

モイネロ
6試合1勝0敗0S1H 6回2/3 防御率0.00

スアレス 1軍成績なし

○野手
ジェンセン
6試合12打数1安打1本1点0盗 打率.083

デスパイネ
77試合268打数72安打21本60点3盗 打率.269

コラス 育成契約

 WBCオランダ代表だったバンデンハークはまずまずの働き。サファテは短期間帰国したが、今季も不動の守護神として活躍。モイネロはキューバ出身、5月23日に育成契約、6月16日に支配下。中継ぎの駒として機能し始めている。スアレスはWBCベネズエラ代表として登板するが右肘を負傷、トミー・ジョン出術を受け今季絶望となっている。

 ジェンセンは珍しい左投げ右打ちの内野手だが、6月に本塁打を1本打っただけで登録抹消。ロッテから移籍したデスパイネは不動の指名打者として圧倒的な存在感。コラスはモイネロとともにキューバから来日。育成契約のままだ。

ロッテはデスパイネの穴が埋まらず…

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