「福岡発 売り子名鑑」ホークス知識量“NO1”!?「売り子の誰よりも詳しい」
売り子に熱中、「この仕事が大好きなんです」
球場の新たなエンターテインメントとなっている「売り子」。美女どころといわれる福岡のヤフオクドームで働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介している「福岡発 売り子名鑑」の第25回をお届けする。これまでに紹介した売り子も含めてお気に入りの1人を見つけ、スタジアムでの楽しみの1つとなれば、幸いだ。
今回は、アサヒビールの「Hana」さん、だ。
中学、高校とマーチングバンドと吹奏楽に心血を注いできた「Hana」さん。ホルン、トランペットを担当し、全国大会にも何度も出場。中学時代は全国3位、高校時代も全国金賞に輝いた実績を持つ。
そんな彼女は、根っからの鷹党だった。長崎県出身だが、親戚がヤフオクドームの近くに住んでおり、年間シートを持っていた。「チケットに余りがあると『見に来る?』と呼んでくれて。その度に長崎から家族みんなで福岡に見にきていました」。片道2時間以上かけて何度もヤフオクドームに応援に駆けつけるホークスファン一家で育った。
部活に忙しかった中学、高校時代も、年に5日あるかないかの休日には、ヤフオクドームで試合観戦。その時にスタンドにいる売り子に目を奪われた。「売り子さんがテレビに出たり、目立つ時代になって、球場で見るたびに、いいなぁって思っていたんです。高校を卒業したら、絶対に売り子をやろうと心に決めていました」。これが売り子に挑戦するキッカケだった。